古志田村新田(読み)こしだむらしんでん

日本歴史地名大系 「古志田村新田」の解説

古志田村新田
こしだむらしんでん

[現在地名]巻町あずま

大通おおどおり川右岸のよろい潟縁辺村々の一つ。北は同潟に接し、南と西は漆山うるしやま村。山島やまじま村新田と同様の支配の変遷を経たという(皇国地誌)元禄郷帳では漆山村枝郷とし、高一一〇石八斗余とある。文政一三年(一八三〇)の漆山村の村明細帳(笛木家文書)に高二五八石九斗余・反別二二町四反七畝余とあり、堀上田のため皆無引が多かった。同年の長岡領分高附録(長岡の歴史)にはみえず、安政五年(一八五八)には同藩巻組に属し、高二五八石九斗余、戸数は二九(「旧長岡城主牧野家領地七ケ組村名・反別・戸数一覧表」同書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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