古木弘造(読み)フルキ コウゾウ

20世紀日本人名事典 「古木弘造」の解説

古木 弘造
フルキ コウゾウ

昭和期の教育学者 名古屋大学名誉教授。



生年
明治43(1910)年2月21日

没年
昭和51(1976)年7月12日

出生地
神奈川県大和市下鶴間

学歴〔年〕
東京帝国大学文学部教育学科〔昭和8年〕卒

経歴
浅野綜合中学校教師のかたわら、東大大学院で幼児教育を専攻、さらに農村社会事業に従事。のち東大助手、東京農業教育専門学校教授を経て、昭和22年東大文学部助教授。27年名古屋大学教育学部教授となり教育学部長などを務めた。48年定年退職、同大名誉教授。日本社会教育学会創立に尽力、同会長、日本教育社会学会評議員、理事、日本保育学会委員などを務めた。著書に「幼児保育史」「外国の社会教育施設」「社会教育の再編成」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「古木弘造」の解説

古木弘造 ふるき-こうぞう

1910-1976 昭和時代の教育学者。
明治43年2月21日生まれ。昭和22年東大文学部助教授となり,教育学部新設につくす。27年名大教授,退官後は創価大教授。日本社会教育学会会長などをつとめた。昭和51年7月12日死去。66歳。神奈川県出身。東京帝大卒。著作に「幼児保育史」「外国の社会教育施設」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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