日本歴史地名大系 「古木新庄」の解説 古木新庄ふるきしんしよう 奈良県:桜井市大福地区西ノ宮村古木新庄三箇院家抄(内閣文庫蔵大乗院文書)に「六十古木新庄北円堂七町一反小雪別所、西宮」とあり、古木新庄は興福寺大乗院領で、同寺北円(ほくえん)堂が預所と考えられる。同抄には「後鳥羽院御願、瑜伽論検校号北円堂供、古木新庄」ともあり、預所(給主)としての北円堂得分は瑜伽論講問の検校の料足となっていたものと考えられる。古木本・新両庄土帳(広島大学所蔵、猪熊信男氏旧蔵)には<資料は省略されています>とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by