古町橋(読み)ふるまちばし

日本歴史地名大系 「古町橋」の解説

古町橋
ふるまちばし

中島なかしま川に架かる橋で、江戸時代は本紙屋もとかみや町と古町を結ぶ(享和二年長崎絵図)。元禄一〇年(一六九七)の完成で、架設者は河村嘉兵衛の母妙了という(「長崎図誌」など)。享保六年(一七二一)川筋三八町が水損した洪水石橋の「古町橋」が落ちたが(華蛮交易明細記)、元文四年(一七三九)周伝が再建(長崎市中明細帳)。寛政八年(一七九六)の洪水でも流されたというが(「長崎港草」など)、同八年ともされる(長崎実録大成)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む