古都保存協力税(読み)ことほぞんきょうりょくぜい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「古都保存協力税」の意味・わかりやすい解説

古都保存協力税
ことほぞんきょうりょくぜい

古都の保存に関し一定の負担を課す税制度。古都保存法 (1966年) により,京都市,奈良市,鎌倉市などは歴史的風土保存区域に指定され,その保存計画が決定されている。その計画に基づき歴史的風土の保存上,枢要な部分を構成している地区は,都市計画で歴史的風土特別保存地区にし,建築行為などを制限している。その中で京都市は,寺の参拝客にその経費の一部を古都保存協力税という形で課す旨を決定し,実施に移そうとした。ところが,寺側が観光客が減ることを理由にその実施に反対し,参拝を拒否する抗議行動を続け,結局,寺側と市がその実施を延期することで和解した。

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