句拍子(読み)クビョウシ

デジタル大辞泉 「句拍子」の意味・読み・例文・類語

く‐びょうし〔‐ビヤウシ〕【句拍子】

修辞法の一。同じ調子の句を、拍子をつけて続けること。「にっちもさっちも」「からりからりとから縁を通る」の類。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「句拍子」の意味・読み・例文・類語

く‐びょうし‥ビャウシ【句拍子】

  1. 〘 名詞 〙 修辞法の一つ。同じ調子の語句を、リズミカルに続けること。また、句の持つリズム、調子のこと。
    1. [初出の実例]「かさなるや雪のある山只の山〈加生〉 おなじ上のやながら句拍子おのおの別也」(出典:俳諧・発句手爾葉草(1833))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android