句拍子(読み)くびょうし

精選版 日本国語大辞典 「句拍子」の意味・読み・例文・類語

く‐びょうし ‥ビャウシ【句拍子】

〘名〙 修辞法一つ。同じ調子語句を、リズミカルに続けること。また、句の持つリズム、調子のこと。
※俳諧・発句手爾葉草(1833)「かさなるや雪のある山只の山〈加生〉 おなじ上のやながら句拍子おのおの別也」

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デジタル大辞泉 「句拍子」の意味・読み・例文・類語

く‐びょうし〔‐ビヤウシ〕【句拍子】

修辞法の一。同じ調子の句を、拍子をつけて続けること。「にっちもさっちも」「からりからりとから縁を通る」の類。

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