句案(読み)クアン

デジタル大辞泉 「句案」の意味・読み・例文・類語

く‐あん【句案】

文章和歌俳句などを作ろうとして、あれこれ考えをめぐらすこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「句案」の意味・読み・例文・類語

く‐あん【句案】

〘名〙 文章、和歌、俳句を作るのにあれこれと考えること。
俳諧去来抄(1702‐04)先師評「第三は句案に渡る。もし句案に渡らば、第二等にくだらん」
洒落本・鄽数可佳妓(1800)発端机上にかかって句案(クアン)の折から、表の方より入くる人は」

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