句案(読み)クアン

デジタル大辞泉 「句案」の意味・読み・例文・類語

く‐あん【句案】

文章和歌俳句などを作ろうとして、あれこれ考えをめぐらすこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「句案」の意味・読み・例文・類語

く‐あん【句案】

  1. 〘 名詞 〙 文章、和歌、俳句を作るのにあれこれと考えること。
    1. [初出の実例]「第三は句案に渡る。もし句案に渡らば、第二等にくだらん」(出典:俳諧・去来抄(1702‐04)先師評)
    2. 「机上にかかって句案(クアン)の折から、表の方より入くる人は」(出典洒落本・鄽数可佳妓(1800)発端)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android