句案(読み)クアン

精選版 日本国語大辞典 「句案」の意味・読み・例文・類語

く‐あん【句案】

  1. 〘 名詞 〙 文章、和歌、俳句を作るのにあれこれと考えること。
    1. [初出の実例]「第三は句案に渡る。もし句案に渡らば、第二等にくだらん」(出典:俳諧・去来抄(1702‐04)先師評)
    2. 「机上にかかって句案(クアン)の折から、表の方より入くる人は」(出典洒落本・鄽数可佳妓(1800)発端)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む