只匁(読み)タダモンメ

デジタル大辞泉 「只匁」の意味・読み・例文・類語

ただ‐もんめ【××匁】

《「」は昔の金銭単位》ただ。無料
下戸げこの処へ、おまけに―のなんですから」〈鏡花卵塔場天女

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精選版 日本国語大辞典 「只匁」の意味・読み・例文・類語

ただ‐もんめ【只匁】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「匁」は昔の銭の単位 ) 無料。ただ。
    1. [初出の実例]「下戸(げこ)の処へ、おまけにただ匁(モンメ)の妓(こ)なんですから」(出典:卵塔場の天女(1927)〈泉鏡花〉四)

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