只匁(読み)タダモンメ

デジタル大辞泉 「只匁」の意味・読み・例文・類語

ただ‐もんめ【××匁】

《「」は昔の金銭単位》ただ。無料
下戸げこの処へ、おまけに―のなんですから」〈鏡花卵塔場天女

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「只匁」の意味・読み・例文・類語

ただ‐もんめ【只匁】

〘名〙 (「匁」は昔の銭の単位) 無料。ただ。
※卵塔場の天女(1927)〈泉鏡花〉四「下戸(げこ)の処へ、おまけにただ匁(モンメ)の妓(こ)なんですから」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android