召替(読み)めしかえ

精選版 日本国語大辞典 「召替」の意味・読み・例文・類語

めし‐かえ‥かへ【召替】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「めしがえ」とも )
  2. 他の物とかえること。貴人が、それまでの物をやめて他の物と取り替えること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「召し替への御馬を引進り候処に」(出典:太平記(14C後)二六)
  3. 特に、貴人が衣服を着替えること。また、その衣服。
    1. [初出の実例]「時致にもめしかへの御小袖一つ賜はりて」(出典:曾我物語(南北朝頃)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android