20世紀日本人名事典 「可児義雄」の解説 可児 義雄カニ ヨシオ 大正・昭和期の労働運動家 生年明治27(1894)年9月10日 没年昭和10(1935)年1月9日 出生地東京市浅草区 本名可児 吉雄 経歴小学校代用教員を経て上京し、店員など多くの仕事を転々として、明治45年足尾鉱山坑夫となる。大正8年大日本鉱山労働同盟会創立委員となり、以後労働争議を指導し、同年検挙される。出獄後も全日本鉱夫総連合会を創立するなど活躍し、各地の争議を指導して検挙、下獄をくり返した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「可児義雄」の解説 可児義雄 かに-よしお 1894-1935 大正-昭和時代前期の労働運動家。明治27年9月10日生まれ。大正8年大日本鉱山労働同盟会創立に参加。同年足尾銅山争議で投獄される。保釈後,麻生久らと全日本鉱夫総連合会を組織し,小坂,別子などの鉱山争議や,秋田県前田村の小作争議を指導した。昭和10年1月9日死去。42歳。東京出身。本名は吉雄。 可児義雄 かじ-よしお ⇒かに-よしお 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by