栄養・生化学辞典 「可消化粗タンパク質」の解説 可消化粗タンパク質 食品の中の窒素量をケルダール法で分析定量し,窒素換算係数(特別の食品以外は6.25)をかけて得た値.タンパク質のほかに遊離アミノ酸,ペプチド,アミンなどタンパク質以外の窒素化合物も含まれることから,「粗」をつける.ただし,硝酸態窒素は定量されないので,粗タンパク質には含まれない.食品の粗タンパク質のうち,消化される部分を可消化粗タンパク質という. 出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報