可消化粗タンパク質

栄養・生化学辞典 「可消化粗タンパク質」の解説

可消化粗タンパク質

 食品の中の窒素量をケルダール法分析定量し,窒素換算係数(特別の食品以外は6.25)をかけて得た値.タンパク質のほか遊離アミノ酸ペプチドアミンなどタンパク質以外の窒素化合物も含まれることから,「粗」をつける.ただし,硝酸態窒素は定量されないので,粗タンパク質には含まれない.食品の粗タンパク質のうち,消化される部分を可消化粗タンパク質という.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android