可西希代子(読み)カサイ キヨコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「可西希代子」の解説

可西 希代子
カサイ キヨコ


職業
舞踊

専門
創作舞踊

肩書
富山県芸術文化協会会長

本名
可西 外美子

生年月日
大正14年 11月29日

出生地
富山県 高岡

学歴
昭和女子薬専中退

経歴
子どもの頃から踊ることが好きで、昭和22年上京し現代舞踊の大野和井内に入門、本格的に舞踊の道へ進む。一方、クラシック貝谷八百子、日本舞踊を石井みどりに学ぶ。23年生家に可西舞踊研究所を開き、東京と高岡を往復。35年全国舞踊コンクール現代一部第1位、48年からは審査員。富山の民謡民話題材を取り、越中おわら、こきりこ、むぎや節などを現代舞踊化した。作品に「夜のエコー」「散り残る葉」「立山黒百合秘抄」「幻桜―オルフェ’87」など。

所属団体
石井みどり舞踊団

受賞
紫綬褒章〔平成5年〕 日本民謡舞踊大賞〔昭和61年〕,富山県文化功労賞,高岡市民功労賞,芸術祭賞(平3年度)「立山まんだら」 全国舞踊コンクール現代一部第1位〔昭和35年〕「夜のエコー」

没年月日
平成7年 7月16日 (1995年)

家族
夫=可西 泰三(金工家)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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