最新 地学事典 「台島層」の解説
だいじまそう
台島層
Daijima Formation
秋田県男鹿半島の陸成下部中新統。旧来,台島層の下部は玄武岩溶岩火砕岩とデイサイト火砕岩,上部は砂岩礫岩を主とするとされてきた。しかし,小林紀彦ほか(2004)は上部が下部にアバットすることを認め,ComptoniaやLiquidambarなどの植物化石(台島植物群)を産出する上部のみを台島層とし,下部を野村川層とした。台島層(再定義)の模式地は台島付近。上位の西黒沢層とは不整合。基底付近に挟まれている酸性軽石火山礫凝灰岩のFT年代は20Ma。大橋良一(1918)命名,外山四郎(1925)紹介。鹿野和彦ほか(2011)再定義。参考文献:鹿野和彦ほか(2011) 1/5万図幅「戸賀及び船川」,産総研地質調査総合センター
執筆者:鹿野 和彦
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

