模式地(読み)モシキチ(その他表記)type locality

関連語 坂本

最新 地学事典 「模式地」の解説

もしきち
模式地

type locality

(1)種グループのタクソン模式標本を産出した地理学的位置。模式産地または基産とも。化石では地質層準が重要視される。模式地を指定もしくは限定する著者は,次の標準の一つ以上に基づいて措置するよう勧告される(勧告72E)。1)タクソンの原記載,2)原標本に伴うデータ,3)採集者のデータ,4)種の分布圏内にある産地など。化石では正しい地質層準を伴う産地。もし,誤って指定されたときは訂正されるべきである。[西山 省三]
(2)地層を区分し命名するとき,その地層の標準として指定する露頭またはルート。その地層の代表的な岩相示し,上下層との関係がみられることが望ましい。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「模式地」の意味・わかりやすい解説

模式地
もしきち
type locality

固有の名称で呼ばれる地層が特徴的に分布する地域。地層は岩石種類性質,含まれる化石などによっていくつかの部分に分けられ,それぞれが固有の名前で呼ばれる。普通,それぞれの地層の標準となる露頭がみられる特定の地域を模式地として指定する。

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