台渡村(読み)だいわたりむら

日本歴史地名大系 「台渡村」の解説

台渡村
だいわたりむら

[現在地名]水戸市渡里わたり町・文京ぶんきよう一―二丁目・袴塚はかまつか三丁目

那珂川右岸に位置し、上市うわいち台地の西の端にあり、東側・北側は急傾斜の山林に境され、西はほり村、東は圷渡あくつわたり村。北部の低地田野たの川が東流し、飯富いいとみ村との境で那珂川に注ぐ。那須街道が村の南部を東南から北西に貫く。

徳輪寺とくりんじ遺跡・アラヤ遺跡・長者山政庁ちようじややませいちよう跡などの遺跡の存在や土器出土などから、古くから生活が営まれた地域であることがわかる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android