右兵庫(読み)うひょうご

精選版 日本国語大辞典 「右兵庫」の意味・読み・例文・類語

う‐ひょうご ‥ヒャウゴ【右兵庫】

〘名〙 令制における官司の一つ。兵器や儀式用武具などの管理をつかさどる。職員に頭、助、大・少允、大・少属各一人、使部二〇人その他がいる。大同三年(八〇八)に内兵庫司(うちのつわもののくらつかさ)併合、寛平八年(八九六)に左右兵庫寮造兵司鼓吹司が併され兵庫寮一寮となった。みぎのつわもののくら。兵庫寮。〔令義解(718)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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