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合戦絵 かっせんえ

世界大百科事典 第2版の解説

かっせんえ【合戦絵】

やまと絵の画題。いくさ物語の絵巻化として平安時代末に現れた。後白河法皇の命で1171年(承安1)につくられた《後三年合戦絵巻》(東京国立博物館)が文献上もっとも古い。鎌倉時代に流行し,《平治物語絵巻》(ボストン美術館その他),《蒙古襲来絵詞》(宮内庁)などの作品が残る。室町時代になると,《安徳天皇絵》(下関市赤間神宮)のように,襖や屛風にも描かれるようになり,近世初期には,長篠合戦,関ヶ原合戦や大坂の陣のような同時代に起こった合戦の記録画も描かれた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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