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後三年合戦絵巻 ごさんねんかっせんえまき

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

後三年合戦絵巻
ごさんねんかっせんえまき

後三年の役 (1083~87) を描いた絵巻。貞和3 (1347) 年の作。紙本着色,3巻,別に序文1巻。東京国立博物館蔵。詞は比叡山の僧玄慧 (げんえ) の起草,絵は飛騨守巨勢惟久 (こせこれひさ) 筆で,詞書は仲直,持明院保脩,世尊寺行忠が各巻を分担書写している。

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世界大百科事典 第2版の解説

ごさんねんかっせんえまき【後三年合戦絵巻】

鎌倉時代の代表的戦記絵巻後三年の役ははやくから画題にされ,1171年(承安1)には後白河法皇の院宣により絵巻4巻が描かれたことが知られている。現存する東京国立博物館本は,当初6巻であったものの後半の3巻で,上巻は清原家衡らが金沢へ移り源義家の軍が攻略に向かう場面で,義家が空を飛ぶ雁の列の乱れから敵の伏兵を知るという有名な逸話を含む。中巻は金沢柵の攻防を,下巻は金沢柵落城とその後の苛酷な処刑場面を描く。

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世界大百科事典内の後三年合戦絵巻の言及

【合戦絵】より

…いくさ物語の絵巻化として平安時代末に現れた。後白河法皇の命で1171年(承安1)につくられた《後三年合戦絵巻》(東京国立博物館)が文献上もっとも古い。鎌倉時代に流行し,《平治物語絵巻》(ボストン美術館その他),《蒙古襲来絵詞》(宮内庁)などの作品が残る。…

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