合膝(読み)ガッシ

デジタル大辞泉 「合膝」の意味・読み・例文・類語

がっ‐し【合膝】

能で、左ひざを立てて座った姿勢から、左右のひざを交互に進めてにじり出る型。また、狂言で、跳び上がってあぐらまたは立てひざをする型。がっしつ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「合膝」の意味・読み・例文・類語

がっ‐し【合膝】

〘名〙
① 能で、中腰になり、左右の膝をかわるがわる立てて進む型。また、このときに打つ太鼓の手。
人形浄瑠璃の、人形の型の一つ。左膝を折って腰を据える動作

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