合船(読み)あわせぶね

精選版 日本国語大辞典 「合船」の意味・読み・例文・類語

あわせ‐ぶねあはせ‥【合船】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 佐渡の内海府で、刳船(くりぶね)に対し、板をはぎ合わせて造った船。
  3. 江戸時代から明治中期まで行なわれた長崎県生月島の鯨組勢子船(せこぶね)
  4. 船を造ること。北海道から本州日本海側にかけて使われた語。がっせん。
    1. [初出の実例]「右之通於当前浜合船仕度候間、何卒願之通」(出典:津軽御船方留書)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android