合音(読み)ゴウオン

大辞林 第三版の解説

ごうおん【合音】

中世の前期から後期にかけて、オ列長音は口の開き方の広い・狭いで二種に区別されており、その狭い方を合音のオ列長音という。オウ・オフ・エウ・エフ・オホ・キヨウ・シヨウなどが長音化して「オー[oː]」と発音されるようになったもの。中世末期から近世初期にかけてその区別は次第に乱れていき、元禄(1688~1704)頃にはすでにこの二種の区別は失われている。合口音。合。 ⇔ 開音
結合けつごう」に同じ。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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