合鬢(読み)あわせびん

精選版 日本国語大辞典 「合鬢」の意味・読み・例文・類語

あわせ‐びんあはせ‥【合鬢】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代の男の髪の結い方の一つ左右の鬢を髻(もとどり)の下で合わせて太い元結いで束ねた髪。また、その髪を結った人。もと老人の髪型で、後には遊客などもまね、享保の頃流行した。
    1. [初出の実例]「是に次なるは合鬢(アワセヒン)の旁」(出典洒落本・禁現大福帳(1755)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む