吉丸一昌(読み)ヨシマル カズマサ

20世紀日本人名事典 「吉丸一昌」の解説

吉丸 一昌
ヨシマル カズマサ

明治・大正期の作詞家 東京音楽学校教授



生年
明治6年9月15日(1873年)

没年
大正5(1916)年3月7日

出生地
大分県臼杵市海添

学歴〔年〕
東京帝大国文科卒

経歴
明治41年東京音楽学校(現・東京芸大)教授。44年〜大正3年文部省小学唱歌編纂委員・作詞部門朱欄をつとめ、多くの唱歌を作詞。4年「新作唱歌」(全10巻 敬文館)を刊行し、童謡運動先駆となった。「朝」「汽車の旅」「お玉じゃくし」「木の葉」「早春賦」、ドイツ民謡「故郷を離るる歌」などが有名。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉丸一昌」の解説

吉丸一昌 よしまる-かずまさ

1873-1916 明治-大正時代の国文学者。
明治6年9月15日生まれ。41年東京音楽学校(現東京芸大)の教授。42年文部省唱歌教科書編纂委員となり,明治末期から大正初期にかけて「お玉じゃくし」「早春賦」「木の葉」「故郷を離るる歌」(ドイツ民謡)などおおくの唱歌を作詞した。大正5年3月7日死去。44歳。大分県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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