日本歴史地名大系 「吉住又新村」の解説 吉住又新村よしずみまたしんむら 富山県:高岡市旧礪波郡地区吉住又新村[現在地名]高岡市戸出吉住(といでよしずみ)千保(せんぼ)川跡右岸に位置。西は戸出町、東は吉住村。貞享二年(一六八五)の新開高三二石余で、元禄元年(一六八八)に一村立てとなった(戸出町史)。無家村であったが度々洪水に遭い、免は年季図免となっていた。享保一三年(一七二八)に洪水のため、特別の見分を願出ている(川合家文書)。天保九年(一八三八)には大清水(おおしみず)村領にある三七五歩と同村から吉住村にかけての四万八千余歩、その南にあって吉住新村にかけての七千五〇〇歩の計五万六千歩弱、高にして一六五石の新聞が見込まれた(「礪波郡新開箇所附帳」同文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by