吉備郷(読み)きびごう

日本歴史地名大系 「吉備郷」の解説

吉備郷
きびごう

「和名抄」高山寺本・東急本ともに「吉備」と記し訓を欠く。養老四年(七二〇)一〇月の平城宮出土木簡に「紀伊国阿諦郡吉備郷」、仁寿四年(八五四)六月七日の在田郡司解(東寺文書)に「家地一町三段在吉備郷」「畠一町在吉備郷小島村」と所見。家地のうち一所三段は丹生(にう)村、一所一町は野(の)村にあり、野村の家地四至の北は「至野田大溝」と記されて有田川南の現吉備町野田(のだ)付近であることがわかる。また小島(おしま)村の畠の四至も北は「至大河」と示される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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