吉和郷(読み)よしわごう

日本歴史地名大系 「吉和郷」の解説

吉和郷
よしわごう

吉和川流域に開けた中世郷。周防秋穂八幡宮旧記(山口県吉敷郡秋穂町の秋穂正八幡宮蔵)の応仁元年(一四六七)の記事に「曾木事、(中略)安芸国久波津問丸中務申者、為案内者吉和山入、料足杣人仁渡遣之」とあり、この頃から曾木を作る杣人の活動が知られる。厳島神社の宮政所に宛てた天文一〇年(一五四一)七月五日付の大内氏奉行人連署奉書(厳島野坂文書)には「為当社洗米料、佐西郡吉和郷神米七拾弐石事、所御寄進也」とみえ、吉和郷の七二石が大内義隆より寄進されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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