吉岡保五郎(読み)ヨシオカ ヤスゴロウ

20世紀日本人名事典 「吉岡保五郎」の解説

吉岡 保五郎
ヨシオカ ヤスゴロウ

大正・昭和期の建築ジャーナリスト



生年
明治21(1888)年2月15日

没年
昭和47(1972)年10月25日

出生地
大阪

経歴
満州新聞社を経営。大正14年帰国し、大阪で住宅を中心とする建築雑誌「新建築」を創刊京大の武田五一の協力もあり、建築ジャーナリズムの草分けとなった。昭和6年東京に本社を移し、31年英文の「新建築」を発行、34年から「The Japan Architect」と改称、日本建築を海外に紹介した。39年には私財を投じ財団法人「吉岡文庫」を設置、建築関係の育英事業を推進した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉岡保五郎」の解説

吉岡保五郎 よしおか-やすごろう

1888-1972 大正-昭和時代の建築ジャーナリスト。
明治21年2月15日生まれ。満州(中国東北部)で新聞社を経営し,大正14年帰国,大阪で「新建築」を創刊した。昭和6年東京に本社をうつし,31年英文の「新建築」を発行。のち吉岡文庫を設立して建築関係の育英事業につくした。昭和47年10月25日死去。84歳。大阪出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android