吉方(読み)キッポウ

デジタル大辞泉 「吉方」の意味・読み・例文・類語

きっ‐ぽう〔‐パウ〕【吉方】

恵方えほう」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「吉方」の意味・読み・例文・類語

きっ‐ぽう ‥パウ【吉方】

〘名〙
① よい方角。暦法歳徳神(としとくじん)のやどる方。恵方(えほう)
小右記‐寛弘二年(1005)一一月一七日「先召陰陽師被問吉方」
諸国風俗問状答(19C前)丹後国峯山領風俗問状答「其家々吉方え当り候神社へ参詣仕候」
② 年のはじめに恵方に当たる社寺に参詣してその年の福徳を祈ること。恵方参り。
高野山文書‐正応四年(1291)九月一八日・神野庄総追捕使代国高請文「吉方并方違一向可停止事」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android