歳徳神(読み)トシトクジン

デジタル大辞泉 「歳徳神」の意味・読み・例文・類語

としとく‐じん【歳徳神】

陰陽道おんようどうでその年の福徳をつかさどるとされる神。この神のいる方角を、明きのかた恵方えほうといい、万事に吉という。年によって方角が違う。年神としがみ 新年「あばらやも―の御宿かな/一茶」→恵方

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精選版 日本国語大辞典 「歳徳神」の意味・読み・例文・類語

としとく‐じん【歳徳神・年徳神】

  1. 〘 名詞 〙 その年度における福徳をつかさどる神。→としがみ(歳神)。《 季語・新年 》
    1. 歳徳神〈暦日諺解〉
      歳徳神〈暦日諺解〉
    2. [初出の実例]「虚空より霞をしめと見よがほに年徳神へひく馬のとし」(出典:狂歌・後撰夷曲集(1672)一)

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「歳徳神」の解説

歳徳神
としとくじん

歌舞伎浄瑠璃外題
初演
明治18.11(大阪中座)

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