吉王寺(読み)きちおうじ

日本歴史地名大系 「吉王寺」の解説

吉王寺
きちおうじ

[現在地名]一戸町一戸

小井田こいだにあり、吉王山と号し、黄檗宗。本尊釈迦如来。縁起によれば、無縁の草庵の古跡を宇治萬福うじまんぷく(現京都府宇治市)の僧一空呑海が修営した。貞享二年(一六八五)中興開山の南宗が入庵。元禄二年(一六八九)津軽黒石法眼くろいしほうげん(現青森県黒石市)の僧他山が再建

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

一富士二鷹三茄子

初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...

一富士二鷹三茄子の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android