吉田冝(読み)きったのよろし

改訂新版 世界大百科事典 「吉田冝」の意味・わかりやすい解説

吉田冝 (きったのよろし)

奈良時代前期の医術家。生没年不詳。百済国出自で初め僧であり恵俊と称したが,700年(文武4)その芸を用いるため還俗させられ吉冝の姓名を賜った。721年(養老5)医術により賞を受け,724年(神亀1)には吉田連と賜姓された。730年(天平2)には老年につき医術を伝えるための弟子が置かれ,のち図書頭,典薬頭などを歴任した。他方で儒教・道教にも長じたほか,《懐風藻》《万葉集》にも詩歌を残している。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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