デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉田直哉」の解説
吉田直哉 よしだ-なおや
昭和6年4月1日生まれ。吉田富三の長男。昭和28年NHKに入局。ドキュメンタリー「日本の素顔」「現代の記録」,大河ドラマ「太閤(たいこう)記」「樅(もみ)ノ木は残った」などを演出。44年「明治百年」で芸術選奨文部大臣賞,54年「ポロロッカ・アマゾンの大逆流」で毎日芸術賞を受賞。のち長崎「オランダ村」総合プロデューサー,武蔵野美大教授をつとめた。著作に「映像とは何だろうか―テレビ制作者の挑戦」など。小説も手がけ「ジョナリアの噂(うわさ)」は芥川賞候補になった。平成20年9月30日死去。77歳。東京出身。東大卒。