20世紀日本人名事典 「吉田秋光」の解説 吉田 秋光ヨシダ シュウコウ 大正・昭和期の日本画家 生年明治20(1887)年4月5日 没年昭和21(1946)年6月21日 出生地石川県金沢 本名吉田 清二 学歴〔年〕東京美術学校(現・東京芸術大学)日本画科〔明治43年〕卒 経歴松岡映丘に師事し、大和絵を学ぶ。大正6年文展に「伊勢物語」が初入選、8年以後は帝展にも出品。古典に取材した作品を発表する。11年「秋のけはひ」が帝展特選となり、13年「伊豆の春」を無鑑査出品。昭和2年帝展委員、4年、8年と審査員をつとめ、帝展、新文展に出品を続けた。一方、革新日本画会に出品。13年幹事として日本画院結成に参加、同会会員となる。また10年には映丘を盟主として結成された国画院に参加、同人として活動した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉田秋光」の解説 吉田秋光 よしだ-しゅうこう 1887-1946 大正-昭和時代の日本画家。明治20年4月5日生まれ。松岡映丘にまなぶ。大正6年文展に初入選。11年帝展で「秋のけはひ」が特選となる。昭和10年国画院にくわわり,13年伊東深水らと日本画院を結成した。昭和21年6月21日死去。60歳。石川県出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。本名は清二。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by