旺文社日本史事典 三訂版 「吉祥天画像」の解説 吉祥天画像きちじょうてんがぞう 吉祥天(インド神話から仏教にはいった女神で,衆生に福徳を与える)の画像奈良末期作の奈良薬師寺蔵のものは,称徳天皇発願の吉祥悔過 (けか) 会の本尊として有名。麻布に精密な表現で豊艶な吉祥天女が描かれ,その服装から唐の影響をうけた貴族女性の風俗を知ることができる。 出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報 Sponserd by