日本歴史地名大系 「吉里古墳群」の解説 吉里古墳群よしざとこふんぐん 新潟県:南魚沼郡塩沢町吉里村吉里古墳群[現在地名]塩沢町吉里 糠塚・万貝魚野(うおの)川左岸、標高二二〇メートルの鎌倉沢(かまくらざわ)川の扇状地扇央部南寄りにある五基の横穴式円墳。一―四号墳を糠塚(ぬかづか)古墳、一基を万貝(まんがい)古墳という。大正一四年(一九二五)道路改修による金環勾玉・切子玉などの出土で存在が知られていた。昭和四四年(一九六九)圃場整備事業に先立つ調査の結果、古墳の所在が明らかとなった。大正時代までは十数基の群集墳であったと推定される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by