吊るし上がる(読み)つるしあがる

精選版 日本国語大辞典 「吊るし上がる」の意味・読み・例文・類語

つるし‐あが・る【吊上・釣上】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
  2. つるされて上にあがる。つりあがる。
    1. [初出の実例]「その吊(ツ)るし上(アガ)った足と地面との距りが」(出典善心悪心(1916)〈里見弴〉)
  3. つるして上にあがったさまになる。目尻口元が上にあがる。つりあがる。
    1. [初出の実例]「眉毛も眼も釣し上って仕舞ふゆゑ」(出典:滑稽本・七偏人(1857‐63)三上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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