同じ穴の狐(読み)おなじあなのきつね

精選版 日本国語大辞典 「同じ穴の狐」の意味・読み・例文・類語

おなじ【同】 穴(あな)の=狐(きつね)[=狸(たぬき)・=狢(むじな)

  1. ( 同じ穴に住んでいる狐、狸、狢の意で ) 一見別のもののようでも実は同類であることのたとえ。多く悪人にいうことわざ。同類の悪党一つ穴の狐。
    1. [初出の実例]「桀溺(けつでき)も同じ穴の狐なれば不教してそちはたそと云」(出典:応永本論語抄(1420))
    2. 「奴らと同じ穴のムジナである政治家なども」(出典:いやな感じ(1960‐63)〈高見順〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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