同位体比初生値(読み)どういたいひしょせいち

最新 地学事典 「同位体比初生値」の解説

どういたいひしょせいち
同位体比初生値

initial isotopic ratio

岩石などの放射性年代測定において,岩石の固化など系が閉鎖したときにもっていた同位体比。系に親核種が存在しなければ,時間が経過しても同位体比は初生値のまま変化しないが,通常は親核種の崩壊で娘核種が付加され,同位体比が変化する。したがって,実験的には,アイソクロン年代を求めるときにアイソクロンを引いて縦軸(親核種が0に相当)との交点から求める。同位体比初生値は,岩石などの原物質推定や生成過程など起原を知るうえで,また地球内部の同位体進化を調べるうえで重要なパラメーターである。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 野津

《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...

冬将軍の用語解説を読む