同士討ち(読み)ドウシウチ

デジタル大辞泉 「同士討ち」の意味・読み・例文・類語

どうし‐うち【同士討ち/同士打ち】

味方と味方の争い。仲間うちでの争い。どしうち。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「同士討ち」の意味・読み・例文・類語

どし‐うち【同士討・同士打】

  1. 〘 名詞 〙どうしうち(同士討)
    1. [初出の実例]「只今敵に軍せんずるに、どしうちせんなしとおもひかへされけりと云し」(出典:金刀比羅本平治(1220頃か)上)

どうし‐うち【同士討・同士打・同志討】

  1. 〘 名詞 〙 味方どうしの戦い。仲間うちの争い。うちわもめ。どしいくさ。どしうち。
    1. [初出の実例]「市会議員の盗を為し、国会議員の私を為すは〈略〉国民との同士打也」(出典:一年有半(1901)〈中江兆民〉附録)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android