同相変成作用(読み)どうそうへんせいさよう(その他表記)isophase metamorphism

岩石学辞典 「同相変成作用」の解説

同相変成作用

変成作用過程再結晶作用のみが行われて,新しい鉱物相が形成されなかった変成作用[Eskola : 1939].同相変成作用には変形による圧砕変成作用も含まれる.同化学的変成作用の意味も含まれる.再結晶作用で原岩と同様の鉱物ができる場合に,純度が高まり,原岩では汚れた鉱物が透明になることがある.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android