同種寄生(読み)どうしゅきせい(その他表記)autoecism

日本大百科全書(ニッポニカ) 「同種寄生」の意味・わかりやすい解説

同種寄生
どうしゅきせい
autoecism

サビキン銹病(さびびょう)菌)のなかで、一代生活史を1種類の宿主植物の上で全うする菌があり、この寄生生活を同種寄生という。異種寄生に対する語。

[今関六也]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「同種寄生」の意味・わかりやすい解説

同種寄生
どうしゅきせい
autoecism

異種寄生に対する語。寄生菌などがその全生活史を1種だけの宿主に寄生すること。たとえばソラマメサビキンはソラマメの上のみで生活環を繰返す。

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