異種寄生(読み)いしゅきせい(その他表記)heteroecism

日本大百科全書(ニッポニカ) 「異種寄生」の意味・わかりやすい解説

異種寄生
いしゅきせい
heteroecism

サビキン銹病(さびびょう)菌)のなかには、1代の生活史を全うするのに、たとえば、マツナラモミシダのように2種のまったく無縁宿主植物上で、寄生生活を営むことが必要な菌がある。このような寄生生活を、異種寄生という。

[今関六也]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「異種寄生」の意味・わかりやすい解説

異種寄生
いしゅきせい
heteroecism

生活史の時期によって異なる宿主に寄生すること。たとえばコムギのサビキン Puccinia graminis冬胞子となってムギの切り株中で越冬ののち発芽し,担子胞子をつくり,これがメギに寄生し,メギ上で生じたサビ胞子がムギに寄生し,夏胞子としてムギに再感染し,ムギの時期の終りとともに冬胞子をつくるサイクルを繰返す。寄生動物 (たとえばカンテツ) にも異種寄生の例は多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む