名古屋まつり(読み)なごやまつり

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「名古屋まつり」の意味・わかりやすい解説

名古屋まつり
なごやまつり

愛知県名古屋市の中心部で毎年 10月後半の土日に行なわれる自治体主催の祭り。1955年に始まり,名古屋市,愛知県,名古屋商工会議所が主催している。中心行事は,市民から選ばれた名古屋ゆかりの織田信長豊臣秀吉徳川家康の三英傑と,信長の妻濃姫,秀吉の妻ねね,家康の孫で豊臣秀頼と結婚した千姫の三姫を中心とした郷土英傑行列,からくり人形山車 9基が一堂にそろう山車揃(だしぞろえ),獅子頭を納めた神楽屋台 8台がそろう神楽揃(かぐらぞろえ),車を美しく飾りつけた大型の山車とダンスやブラスバンドパレードなど。市中心部に設けられた 4ヵ所の会場と熱田神宮などで出店があるほか,学生,企業,市民が参加する催し物や競技がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む