コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

山車 だし

11件 の用語解説(山車の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

山車
だし

神社の祭礼に引く山,鉾,人形などを飾った屋台。神が乗り移る鉾の上の飾りの「出し」に由来する。山形,屋形,船形,灯籠形など種々の形式がある。京都八坂神社祇園祭岐阜県高山市高山祭埼玉県秩父市秩父夜祭などの山車が有名。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

さん‐しゃ【山車】

だし(山車)」に同じ。

だし【山車/花車】

祭礼のとき、引いて練り歩く屋台。人形や花などを飾りつける。やま。ほこ。だんじり 夏》

やま‐ぐるま【山車】

ヤマグルマ科の常緑高木。一科一属一種。山中に自生し、高さ約15メートル。葉は枝の先に輪状に互生し、長楕円形で先がとがり、つやがある。5、6月ごろ、黄色い小花が総状に咲く。果実は袋果。樹皮からは鳥もちを作る。中部地方以南から朝鮮半島・中国南部に分布。とりもちのき。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

山車【だし】

祭礼に繰り出す飾り屋台。もとは神の依代(よりしろ)として松や杉の葉,髯籠(ひげこ)などを飾った柱頭をさした。平安時代大嘗会(だいじょうえ)の移動神座に用いた標山(しめやま)(庭に設けられた2基の作り山)をまねて作られたのが山車の古い形とみられる。
→関連項目祇園太鼓秩父夜祭祭り山鉾

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションの解説

さんしゃ【山車】

岐阜の日本酒。酒名は、飛騨・高山祭の絢爛豪華な祭り屋台「山車(だし)」に由来。大吟醸酒、吟醸酒、純米酒などの主要商品で、アベリアベゴニア、日日草などの花から分離培養した「花酵母」を使用。華やかな香りと辛口の味わいが特徴。原料米は山田錦、ひだみのりなど。仕込み水北アルプスの伏流水。蔵元の「原田酒造場」は安政2年(1855)創業。所在地は高山市上三之町。

出典|講談社
(C)Kodansha 2010.
本事典は現在流通している、あるいは過去に存在した本格焼酎・泡盛の銘柄を集めたものです。限定品や終売品、蔵元の転廃業などで既になくなった銘柄も含まれていますのでご了承下さい。それぞれの情報は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

だし【山車】

祭礼に際して神輿とは別に,人形,花などの風流(ふりゆう)(装飾)を凝らして,ひいたり担いだりする屋台の総称。柳田国男のいう〈見せる祭り〉を構成する中心的な装置となっている。京都祇園祭ぎおんまつり)の山鉾は,その代表的なものである。ほかに,だんじり,曳山(ひきやま),山笠(やまがさ),太鼓台(たいこだい)など,時代や地方によって名称や形態は多様である。とくに都市の祭礼に付随して発展し,祇園祭はもとより,大坂の天神祭(てんじんまつり),江戸の神田祭(かんだまつり)など,大都市を代表する祭礼は,例外なく,大量の山車をともなうものであった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

さんしゃ【山車】

だし【山車】

神社の祭礼のときに引く、種々の飾り物をつけた屋台。その中心の鉾ほこの先につけた編み残しの竹を垂らした籠かごを「出し」といったのが名の由来。大阪を中心とした関西では、「壇尻だんじり」「山やま」などという。 [季] 夏。

やまぐるま【山車】

ヤマグルマ科の常緑高木。暖地の山中に自生。葉は枝先付近に輪生状に互生し、狭い卵形で質厚く光沢がある。初夏、枝先に黄緑色の花を十数個総状につける。樹皮から鳥黐とりもちを作り、材は器具材とする。鳥黐の木。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

山車
だし

祭礼に出る練り物の屋台。山、鉾(ほこ)、人形などで飾りたてて、これを大ぜいで担ぐか車に乗せて引く。ダシは「出しもの」の義で、祭りに招き寄せる神の依代(よりしろ)(神座(かみくら))として、屋台の中心に突き出した飾りの名に由来する。山、鉾、屋台、だんじりなどの作り物も同じ意味のものである。その古い姿は平安時代の文献にみえる大嘗祭(だいじょうさい)の標山(しめやま)にみられる。標山とは、神の標めた(占有・領有した)山という意味で、神を標山に招き寄せて、神泉苑(えん)から宮中の祭場まで引いてくる。この移動式神座の形式は、中世になると風流(ふりゅう)化され、京都八坂(やさか)神社の祇園(ぎおん)祭の山鉾のように風流の飾り物を美しく仕立て華美になった。近世になると祇園祭の山鉾をモデルとした山車が地方都市に普及し、全国的に行われるようになった。その名称、形態はさまざまであるが、東日本では山車、屋台などとよび、西日本では笠(かさ)鉾、山笠、山鉾、楽車(だんじり)(車楽、地車、壇尻、段尻とも書く)、曳山(ひきやま)などとよぶことが多い。これらは笛、太鼓、鉦(かね)の祭囃子(ばやし)を奏するが、山車の上でからくり人形、歌舞伎(かぶき)芝居、舞踊を演じる所もある。山車、屋台の出る祭礼では、京都祇園祭、飛騨(ひだ)高山祭、近江(おうみ)長浜曳山祭、博多(はかた)祇園祭、秩父(ちちぶ)夜祭などが有名である。[渡辺伸夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の山車の言及

【屋台】より

…屋体とも書く。祭礼の引きものには山車(だし),山,鉾(ほこ),地車(だんじり)等があり,これらを総称して屋台ともいう。山車や山,鉾には来臨する神の目印として柱を高くかかげるといい,地車の類には屋形だけで柱がない。…

※「山車」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

山車の関連キーワード神輿御神輿庭師鳥別冊別尊神輿洗い神輿振り神輿宿り絡繰り人形深川祭

今日のキーワード

平野美宇

卓球選手。2000年4月14日、静岡県生まれ、山梨県育ち。3歳で卓球を開始。07年に小学1年生で全日本選手権大会バンビの部優勝、09年に小学2年生で同大会ジュニアの部初出場を果たし、注目を集めた。13...

続きを読む

コトバンク for iPhone

山車の関連情報