名木川(読み)なきがわ

日本歴史地名大系 「名木川」の解説

名木川
なきがわ

広野ひろの新田の東部丘陵、八軒屋谷はちけんやだにとんがり山に発し、広野丸山まるやまの南を通り、大久保おおくぼに至り西流してふる川に入る。かつては大久保から北西に向かい、伊勢田いせだの西を北流して巨椋おぐら池に注いでいた。旧河道が部分的に残る。

「五代集歌枕」「八雲御抄」に載る歌枕で、「万葉集」巻九の「名木河作歌三首」に

<資料は省略されています>

と詠まれる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android