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春雨 はるさめ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

春雨
はるさめ

小唄,端唄うた沢の曲名。『鶯宿梅 (おうしゅくばい) 』ともいう。柴田花守作詞,長崎丸山の遊女作曲といい,嘉永 (1848~54) 頃江戸で流行した。ほかにも「春雨」という歌い出し小唄が数種ある。

春雨
はるさめ

凍めんともいう。じゃがいもまたはさつまいものデンプンを糊状にし,0.8~0.9mmの細い穴から熱湯中に線状に押出し一定の長さに切断後冷凍室で凍らせたのち冷水中で溶かし,天日で乾燥させた食品凍り豆腐寒天と同様に凍結を巧みに利用した伝統的食品であり,類似のものに唐めん,豆めんがある。

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デジタル大辞泉の解説

しゅん‐う【春雨】

春に降る雨。春の雨。はるさめ

はる‐さめ【春雨】

春、しとしとと静かに降る雨。しゅんう。 春》「―やものがたりゆく簑(みの)と傘/蕪村
緑豆(りょくとう)のでんぷんから作った透明な麺(めん)状の食品。吸い物・酢の物・鍋物などに用いる。ジャガイモなどを原料としたものもある。
[補説]曲名別項。→春雨

はるさめ【春雨】[曲名]

端唄うた沢節。柴田花守作詞。長崎丸山の遊女の作曲と伝える。嘉永年間(1848~1854)江戸で流行した。

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百科事典マイペディアの解説

春雨【はるさめ】

デンプンから作った麺(めん)状の食品。本来は青ダイズから作るが,最近は芋デンプンから作ったものがほとんど。元来は中国の食品。よく粘ったデンプンを細い穴から熱湯中に押し出して凝固させ,冷水で洗い,天日で干す。

春雨【はるさめ】

端唄,うた沢の曲名。長崎の遊女の作曲と伝える。幕末に江戸で流行した曲で,梅と鶯(うぐいす)を二人にたとえて歌ったもの。別名は鶯宿梅。

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栄養・生化学辞典の解説

春雨

 ジャガイモデンプンやサツマイモデンプンを原料に作る麺.中国ではリョクトウデンプンを用い,わが国でもリョクトウデンプンを使うこともある.

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションの解説

はるさめ【春雨】

沖縄の泡盛。酒名は、「春」は希望、「雨」は恵みの意味を込めて命名。酒質の違いにより「ゴールド」「カリー」「ラメ」「ブルー」などの銘柄を展開。古酒もある。原料はタイ米黒麹。アルコール度数25%、30%、43%。蔵元の「宮里酒造所」は昭和21年(1946)創業。所在地は那覇市字小禄。

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デジタル大辞泉プラスの解説

春雨

沖縄県、宮里酒造所が製造する泡盛。

春雨

古典落語の演目のひとつ。初代三遊亭圓朝が「春雨・恋病み・山椒のすりこ木」を題に作った三題ばなし。

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世界大百科事典 第2版の解説

はるさめ【春雨】

中国料理で用いられる,デンプンだけを原料としてつくった細い半透明の麵状の食品。中国では細いものを粉糸,太いものを粉条という。春雨の呼称がいつごろから行われているかははっきりしないが,明治末期の料理書《実用家庭支那料理法》(奥村繁次郎,1912)には春雨の語はなく,〈粉糸(そうめん)〉〈支那ぞうめん〉などと記してあるところから,おそらくこれ以降であろう。作り方はビーフン(米粉)に似ており,まず緑豆の粉をこねて底部に多数の孔をあけた筒の上部から入れ,底部の孔から沸騰している熱湯の中に線状に流しこむ。

はるさめ【春雨】

端唄およびうた沢の曲名。別名《鶯宿梅(おうしゆくばい)》。嘉永年間(1848‐54)にはすでに江戸で端唄として流行していたが,起源はもっと古く上方系で,作詞は柴田花守,長崎の丸山の遊女の作曲と伝えられる。〈春雨にしっぽり濡るるうぐいすの〉という歌い出しが曲名となった。うた沢でもその成立当初から歌われており,歌詞は端唄と共通である。なお,ほかに長唄,地歌,小唄にも同名の曲がある。【長尾 一雄】

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大辞林 第三版の解説

しゅんう【春雨】

春の雨。はるさめ。

はるさめ【春雨】

春、静かに降るこまかな雨。 [季] 春。
ジャガイモまたはサツマイモのデンプンを原料とする、透き通った麺状の食品。中国産のものは緑豆りよくとうを原料とする。熱湯でもどして鍋物・炒いため物・酢の物などとする。 〔中国では、幅の広いものを「粉条」、細いものを「粉絲」という〕

はるさめ【春雨】

端唄・うた沢の一。江戸で嘉永(1848~1854)頃に流行。現在の端唄の代表曲。

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世界大百科事典内の春雨の言及

【中国料理】より

…蒸すかゆでたものと生野菜を切りそろえて盛り合わせ,調味料であえる。〈涼拌三糸〉(せん切り肉と野菜,春雨などのあえもの)。 焼鍋でいためたあと,調味料を入れて汁がなくなるまで煮つめる。…

※「春雨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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