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向かひ火 ムカイビ

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デジタル大辞泉の解説

むかい‐び〔むかひ‐〕【向かひ火】

燃え進んでくる火の勢いを弱めるために、こちら側からも火をつけること。また、その火。
「火を打ち出でて、―を著けて焼き退(そ)けて」〈・中〉
怒る相手以上に怒ってみせて、相手の勢いをおさえること。
「いとうしろめたき御心なりけりと、―つくれば」〈・竹河〉
敵陣のかがり火に対してたく火。
「平家は生田森に陣を取って―を合す」〈盛衰記・三六〉

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大辞林 第三版の解説

むかいび【向かひ火】

燃え広がってくる野火の火勢を弱めるため、こちら側からも火をつけること。また、その火。 「 -を著けて焼き退けて/古事記 中訓
相手の怒りの勢いを押さえるため、自分も怒ること。 「にくげにふすべ恨みなどし給はばなかなかことつけて我も-つくりてあるべきを/源氏 真木柱
敵陣のかがり火に対抗し、味方の陣でたくかがり火。 「平家は生田森に陣を取つて-を合はす/盛衰記 36

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

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