生田森(読み)いくたのもり

日本歴史地名大系 「生田森」の解説

生田森
いくたのもり

生田神社の鎮座地およびその周辺地の呼称。山陽道の交通の要衝にあったためか著名で、「能因歌枕」「和歌初学抄」「八雲御抄」などに歌枕として載る。「新古今集」に藤原家隆が「きのふだにとはんと思ひし津の国の生田の杜に秋は来にけり」と詠み、「後拾遺集」に読人知らずとして「こころをばいくたのもりにかくれどもこひしきにこそしぬべかりけれ」とある。治承四年(一一八〇)三月二〇日、高倉上皇一行が安芸厳島神社に参詣した際「いくたのもり」を過ぎて福原ふくはらに着いたとある(高倉院厳島御幸記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む