向変(読み)むけかえる

精選版 日本国語大辞典 「向変」の意味・読み・例文・類語

むけ‐か・える ‥かへる【向変】

〘他ア下一(ハ下一)〙 むけか・ふ 〘他ハ下二〙 向きを変える。それまでとは異なった方向に向ける。
和英語林集成初版)(1867)「ツクエヲ mukekaeru(ムケカエル)

むき‐か・える ‥かへる【向変】

〘他ア下一(ハ下一)〙 むきか・ふ 〘他ハ下二〙 向きを別の方角に変える。
親子(1903‐04)〈国木田独歩〉「田之助は机に向って書見をして居た身体此方に向きかへ」

むき‐かわ・る ‥かはる【向変】

〘自ラ五(四)〙 方向をかえて、別の方を向く。
※尋常小学読本(1887)〈文部省〉五「狐は、一所懸命に走りて、忽ち定めの場所に達し、直にむきかはりて、今来し方をながめ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android